組織の問いの大半は内部で答えられるべきだ。土台は、知らないと言っても安全な文化である。
目次
知識が流れていない兆候
次の症状が出ていたら、知識が流れていない
| 症状 | 中身 |
|---|---|
| 心理的安全性の欠如 | 知らないと言えない |
| 情報の孤島 | 部署ごとに再発明する |
| 単一障害点 | 1人だけが知っている |
| 全か無かの専門知識 | 新人が放置される |
| 猿真似 | 目的を知らずにコピー |
| 幽霊の出る墓場 | 怖くて誰も触らない |
質問できる場をつくる
分からないと認める正直さを罰しないことが出発点
- 新人には上司でもチーム内でもない相談相手を付ける
- リーダーが人前で質問し、聞いてよいと示す
- 消す・変える前に、なぜそこにあるかを理解する
聞いて得た答えは書き残す
1対1で得た答えも、外に渡す必要が出たら文書にする
- 初めて学ぶときに気づいた穴は自分で直す
- 見つけられない文書は存在しないのと同じ。コードのそばに置く
- 質問にはまず文書へのリンクで答える
組織全体に広げる
オーナーと読者が明確な、正典となる情報源を持つ
- 開発者ガイドや go/ リンクで正典へ導く
- ベストプラクティスは静的解析に入れて全員に広める
- 優秀でも周りを萎縮させる人は許容しない
リーダビリティという投資
変更ごとに言語の認定者が承認し、レビューを教える場にする
- コードは書かれるより読まれる方がずっと多い
- レビューの遅れと引き換えに、品質と一貫性を得る
- 短命な実験コードは免除される
関連
- チームでうまく仕事をするには — 謙虚・尊敬・信頼
- ドキュメンテーション — 書き残す側の具体的なやり方
- スタイルガイドとルール — ルールに理由を書く
- コードレビュー — リーダビリティ承認の位置づけ