コードは持つほど保守費がかかる負債なので、役目を終えたものは止める。止めにくさを見込み、作る段階から終わらせ方を考えておく。


目次

  1. 古いものは置いておくだけで高くつく
  2. 止めにくさを見込んでおく
  3. 作る段階で終わらせ方を考える
  4. 警告は手を打てる場面に絞る

古いものは置いておくだけで高くつく

費用は書くときより、動かし続ける間の保守でかかる

  • 古いほど手間が増え、知る人が減り、互換性の約束が足かせになる
  • コード量あたりの機能を増やす方向で、要らないものは消す
  • 後継と無期限に並走させるより、止めるほうが安いことが多い

止めにくさを見込んでおく

止める作業も安くないが、古いものの費用は続くので方向は変えない

  • 利用者が多いほど想定外の使い方が混じる(Hyrum の法則)
  • 新旧は1対1に対応せず、移行費用は見積もりより膨らみがち
  • 参照が残っていないかの最終判断は全体のテストに任せる(§15.4)

作る段階で終わらせ方を考える

寿命の間ずっと面倒を見ると約束できないものは始めない

  • 後継へ移りやすいか、少しずつ置き換えられる作りかを問う

警告は手を打てる場面に絞る

非推奨の警告は、多すぎれば読み流される

  • 利用者が見て手を打てる内容に限る
  • 手を打つその場面で表示する

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